0001仮面ウニダー ★
2023/02/14(火) 06:57:14.67ID:a5afLx7mきっかけは9日、宋氏が北京で台湾の最大野党、中国国民党の夏立言副主席と会談した際に「民進党関係者にも大陸(中国)に来てほしい。台湾独立に反対する人ならば私たちは歓迎する」と述べたことだった。中国政府はこれまで、民進党を「台湾独立志向の政党」と決めつけ、蔡英文政権が発足した2016年以降、「民進党と交渉しない」姿勢を貫いてきた。
宋氏の発言は「中国が態度を軟化させた」との見方もある。しかし台湾当局者の間では、来年1月に予定される総統選挙にむけて「台湾社会の分断を図る狙いがある」と警戒する声も上がっている。
民進党は12日、ホームページで宋氏の発言に関する声明を発表し「私たちは中台両岸の健全で秩序ある交流は歓迎する。中国は一方的な意思の押し付けをやめ、交流はいかなる政治的前提もなく行われるべきだ」と強調した。その上で、宋氏らの訪台を歓迎する姿勢を表明し「台湾の民意をより理解してほしい」としている。
台湾の大手紙記者は「米軍が中国の偵察気球を撃墜したことで、米中関係が悪化している。そのさなかに台湾と中国の関係緩和はあり得ない。民進党関係者の訪中も宋氏の訪台も、おそらく実現しないだろう」との見方を示した。
ある民進党幹部は「中国当局がわれわれの訪問を本気で歓迎すると思えない。総統選挙に向けた揺さぶりの一環だとみている」と話している。
産経新聞 2023/2/13 22:43
https://www.sankei.com/article/20230213-5MQL7Y7EZZNRTCNNYN2DBXGTUQ/