【03月08日 KOREA WAVE】韓国で新型コロナウイルスに感染した重症患者1人当たりの平均総診療費が1900万ウォンを超えることが分かった。国民健康保険公団(健保公団)が2日、昨年1~9月のコロナ感染者の健康保険入院診療件数のうち、ECMO(エクモ)やCRRT治療を受けた最重症患者の平均入院日数は12.7日で総診療費は平均1942万ウォン(約202万円)で、1日平均153万ウォン(約16万円)だったと明らかにした。

先月27日、チョン・ギソク新型コロナウイルス特別対応団長が発表した重症患者1人当たりの平均診療費1600万ウォンよりも300万ウォン以上多い。一般医療システムへの転換後、低所得層中心の医療費支援策を講じるべきだという指摘が出ている。

政府は今年中に新型コロナウイルス感染の医療システムを一般医療システムに転換する計画だが、この場合、診療費は患者個人の負担になる。個人負担を診療費の20%と仮定し、コロナ最重症患者の総診療費を単純に当てはめると負担額は388万ウォンになる。

梨花女子大学木洞病院呼吸器内科のチョン・ウンミ教授は、これまで無料でコロナの治療を受けていたが、一般医療システムに転換して本人負担が発生すると公平性の議論が起こりかねない。低所得層を中心に診療費を支援する案を設ける必要がある」と述べた。

KOREA WAVE/AFPBB News

3/8(水) 8:12 KOREA WAVE
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f6ba82d60fc3a7efaca59312ea22cba325b6733