3月10日に行なわれたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドプールB第2戦で、韓国代表は日本代表に4対13と大敗。
10人の投手をつぎ込むも、被安打13、13失点とことごとく日本の強力打線に捕まった。

 日本の先発投手ダルビッシュ有(パドレス)から3回表に3点を挙げて幸先のいいスタートを切った韓国。
しかし喜びも束の間で、その裏に4点を返され、そこから負の連鎖に陥った。

 甘いボールは、ことごとく外野、さらにはスタンドへと運ばれた。さらにくさいボール球は侍たちにしっかりと見極められた。
なんとかコールドゲームは免れたものの、韓国にとっては守備の時間が長いゲームとなり、「負けられない」としていた日本に9点差をつけられたのだ。

 試合後、同国専門誌『BASEBALL KOREA』のペ・ペホン記者は、
「1つのストライクをとる事、1つのアウトをとる事、9回までやり切る野球がこんなに大変とは知らなかった」と苦杯を嘗めさせられた旨をレポート。そして、こう本音も漏らした。

「優勝しながらも、世代交代まで成功している日本野球が羨ましい」

 初戦のオーストラリア戦に続き連敗を喫し、自力での1次リーグ突破の可能性がなくなった韓国。
1日休みを挟み、12日チェコ、13日中国と対戦する。残りの2戦で、汚名返上のプレーを期待したいものだ。

構成●THE DIGEST編集部 3/11(土) 10:00配信
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