台湾の総統経験者として初めて中国を訪問している馬英九前総統が、いわゆる「南京事件」の記念館を訪れ「すべての中国人はこの事件から学ぶべきだ」と強調しました。

 台湾の野党・国民党の馬英九氏は29日、中国政府や南京市の幹部と「南京大虐殺記念館」を視察しました。

 馬氏は視察後の会見で「すべての中国人はこの事件から学ぶべきだ。海峡のどちら側にいても自立し、強くなり、外国からの圧力には勇敢に抵抗しなければならない」と強調しました。

 また、台湾海峡の緊張が高まっていることについては「双方が戦争を避ける方法を話し合うべきだ」と主張し、中国側との対話路線を取る野党・国民党の姿勢をアピールしました。

3/29(水) 23:46 テレビ朝日系(ANN)
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