韓国メディアがイングランド・プレミアリーグで通算100得点を記録した同国代表FW孫興民(ソン・フンミン=トットナム)と、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンを世界一へ導いた大谷翔平投手(エンゼルス)の共通点を指摘した。

同国メディア「インターフットボール」は、孫がプレミアリーグでアジア人史上初となる通算100得点を決めたことを大々的に特集。「孫興民は韓国の枠を越えてアジアの神だ」と称賛した。

 孫はメモリアル弾を決めた後に、アジア全体の選手たちに対してメッセージを発信。「私はすべてのアジア選手、特に韓国選手がこの業績を見て、彼らもできると信じてほしい。それはアジアのサッカーにとって良いことであり、若手の良い手本になるために私には大きな責任がある。私はアジア選手がプレミアリーグで素晴らしいことができると信じてほしい」と訴えた。

 この内容に同メディアは「アジアのエースにふさわしい発言だ。孫は自らの歩みがアジアサッカーの発展につながることを切望した。種目は違うが、今年のWBCで日本が優勝した後、エースの大谷翔平が行った発言である『今回の優勝はアジアの優勝』などとも相通じるものだ」と強調。サッカーと野球でともにアジアの歴史を塗り替えるスーパースターとして、孫と大谷が似ていると分析した。

 韓国では孫への注目度はもちろん、大谷への関心も非常に高いようだ。

東スポWEB

https://news.yahoo.co.jp/articles/08bb6071db9dc43261cc7d3067a567e29c9bab52