【NEWSIS】台湾を包囲する強硬な武力誇示を繰り広げた中国が、戦略爆撃機やミサイルを用いて台湾を攻撃するシミュレーション訓練映像まで公開し、武力による威嚇のレベルを最高潮に引き上げた。

 台湾を管轄する中国軍東部戦区司令部は10日、ウィーチャットの公式アカウントなどを通して、轟6(H6)爆撃機と推定される軍用機が台湾上空で訓練している36秒の映像を公開した。

 「台湾上空の声」というタイトルのこの映像で、あるパイロットは「台湾島の上空に到着した」とし、「飛行状態は正常で、ミサイルの状態も良好」と語った。

 続いて、敵を発見して爆撃(シミュレーション)を開始すると管制塔に伝えた後、「発射」という叫び声と共に発射ボタンを押す様子が映像に収められた。

 このほかにも東部戦区司令部は、中国本土や軍艦から発射したミサイルを台湾や周辺海域に打ち込む仮想図を含む56秒の映像も公開した。

 これらの映像の公開は、中国軍がいつでも台湾を精密攻撃できるという意志を誇示するものと解されている。

 台湾当局は、こうした武力による威嚇にすぐさま反発した。

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NEWSIS/朝鮮日報日本語版 2023/04/11 10:01
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/04/11/2023041180030.html