2023年4月10日、韓国・韓経ビジネスは「世界の主要国が国防費増額計画を相次ぎ発表する中、K-防衛産業が過去最大の好況となっている」と伝えた。

記事によると、ハンファ・エアロスペース、韓国航空宇宙産業(KAI)、LIGネクスワン、現代ロテムなど韓国の主要な防衛産業企業の22年末現在の累積受注残高は94兆8000億ウォン(約9兆5841億円)規模となっている。ハンファが52兆6586億ウォンで最多、KAIは24兆5961億ウォン、LIGは12兆2531億ウォン、現代ロテムが5兆2749億ウォンで、全社、前年より大幅に増加しているという。

ロシアによるウクライナ侵攻が長期化する中、世界各国が国防力強化のため予算を拡大し、兵器類の備蓄を進めている。特に東欧、北欧諸国が兵器輸入を拡大しており、ウクライナに隣接するポーランドは22年に韓国防衛産業企業と総額450億ドル(約5兆9978億円)に達する超大型取引契約を結んだという。詳細はK-2戦車980台、K-9自走砲648門、FA-50軽攻撃機(48機)、多連装ロケットK-239(288門)などとなっている。

22年の韓国の防衛産業輸出は173億ドルで、過去最大の業績を記録した。世界の防衛産業市場におけるシェアは2.8%で、前年より1ランクアップの8位となった。政府は27年までにシェア5%を達成・米露仏に続く世界4位を目標としている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「この好況が今後も続いたらいいけど、戦争がなくなるよう祈ります」「あまり調子に乗ってると米国、日本にけん制にされる」「K-防衛産業、K-国防、好況はいいことだけど、一番大事な軍人たちの扱いはどうなんだ?」「輸出ばかりして、韓国軍の兵器は古いものばかりになってないだろうね」「先進国が技術移転に慎重なように、韓国も技術移転を最小限にとどめるべきだ。業績達成ばかり考えて全て渡してしまっては、競争相手が増えるだけだ」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

Record Korea 2023年4月11日(火) 13時0分
https://www.recordchina.co.jp/b912211-s39-c20-d0195.html

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