米軍が最近、韓米合同演習「フリーダム・シールド(FS)」の期間中に、ウクライナ戦争の戦況を変えた「ゲームチェンジャー」のHIMARS(高機動ロケット砲システム)を沖縄の在日米軍基地から在韓米軍基地へ緊急空輸して展開させる訓練を行ったという。演習終了からしばらくたった今月11日に判明した。

【動画】米「HIMARS」ミサイル発射の様子
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HIMARSは、40キロ先のサッカーグラウンド6枚分の面積を焦土化できる破壊力を持ちながらも、サイズは他の多連装ロケットよりコンパクトで、輸送機で運ぶことが可能だ。それで「空飛ぶ砲兵」「空飛ぶ鋼鉄の雨」と呼ばれる。このように攻撃地点を素早く移すことのできる高い機動性ゆえに、ウクライナ戦争でもロシア軍の虚を突く攻撃で多くの戦いを勝利に導き、注目された。

在韓米軍の関係者は11日、本紙の電話取材に対して「FS合同演習が行われた先月18日、沖縄に駐屯する在日米軍第3海兵師団と嘉手納空軍基地の第1特殊作戦飛行隊(1st SOS)が、米空軍の特殊作戦機MC130J『コマンドーII』にHIMARSを積んで全羅北道の群山空軍基地に空輸し、射撃配置につける訓練を実施した」と明かした。

MC130特殊戦機を用いた米軍のHIMARS展開訓練が韓国国内で行われるのは、2017年以来6年ぶりだ。軍事専門家のシン・ジョンウ国家安保フォーラム事務局長は「韓半島有事に備えた実戦的訓練が行われたものとみられる」とし「北朝鮮の放射砲(多連装ロケット砲)の脅威が高まっているだけに、これに備えるという側面もあるだろう」と語った。

以下全文はソース先で

朝鮮日報 2023/04/12 12:10
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/04/12/2023041280045.html
https://www.chosunonline.com/site/data/img_dir/2023/04/12/2023041280043_0.jpg

※関連ソース
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https://japanese.joins.com/JArticle/303113
https://japanese.joins.com/upload/images/2023/04/20230412064043-1.jpg