17日の株式市場でグーグルの親会社アルファベットが急落。1日の下げとしては一時約2カ月ぶりの大幅となった。韓国のサムスン電子が自社の端末製品に初期搭載するサーチエンジンをグーグルから米マイクロソフトの「Bing(ビング)」に切り替えることを検討していたとの報道が手掛かりだった。

米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は16日、社内メッセージを基にグーグル従業員は今年3月にサムスンの検討を知り、衝撃を受けたと伝えた。同紙によれば、アルファベットとサムスンは現在契約を交渉中で、サムスンが引き続きグーグルを選ぶ可能性はある。

ニューヨーク株式市場でアルファベットは一時4%安。このまま取引を終了した場合、2月上旬以来の大幅安となる。マイクロソフトは一時1.9%高。 

Bloomberg 2023年4月17日 3:25 JST 更新日時 2023年4月18日 2:54 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-04-16/RT7Z8RT1UM0W01