米国に住むアジア系米国人の推定5人に1人は自分のアジア系の出自を他人に隠しているという実態が
ピュー・リサーチ・センターが8日に発表した調査結果で浮き彫りになった。

それによると、そうしたアジア系住民は料理や衣装、文化的・宗教的習慣などについて
非アジア系には口外しないことにしているという。

米国では新型コロナウイルスに関する偽情報の拡散などを受け、アジア系住民が襲われる事件が急増していた。

ピューによると、アジア系が自分たちの文化の特定の側面を隠している理由は
「恥ずかしい思いをするのが怖い」「気まずい質問をされたくない」
「差別されるかもしれないと思うと不安」などさまざまだった。

回答は年齢や国、出生地によって差があった。自分たちの文化を隠しているという回答は
米国生まれのアジア系が約30%だったのに対し、アジア系移民は15%にとどまった。

アジア系の文化を隠すという人は年齢が若いほど多く、65歳以上では
5%だったのに対し、18~20歳では約39%を占めた。

非アジア系に対して自分の出自を隠していると答えたのは
韓国系が約25%、インド系は20%、中国系19%、ベトナム系18%、フィリピン系16%、日系は14%だった。

続きはYahooニュース(CNN) 2023/05/10 18:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/399d99e3a6b33e9e7bcd05c455eeaafd3abd75ea