日本でタクシーに乗車した際の出来事をつづったSNS投稿に、中国で反響が寄せられている。

日本では高齢者が定年を過ぎても働いていることが中国でたびたび話題になるが、フェニックステレビ(鳳凰衛視)東京駐在記者の李●(リー・ミャオ、●は水3つ)さんは16日、自身の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントで、東京で乗ったタクシーのドライバーがかなりの高齢だったことを報告した。

李さんはドライバーについて「優しくて親しみやすい方だった」としつつ、「目的地までのルートが分からず、カーナビに住所入力をお願いした。彼はごそごそと拡大鏡を取り出してモニターに入力を始めたが2度失敗。少なくとも3度は入力していた。後ろの車に何度かクラクションを鳴らされ、ようやく完了した」とつづった。

この投稿に、他のネットユーザーからは「なんて残酷な仕打ちを(笑)」「おじいさんを困らせちゃったね」「どうして手伝ってあげなかったの?」「彼のタクシーに音声入力を装備させてあげて!」「もし中国なら(精神が)崩壊してる。中国の高齢者はかわいそう」といったコメントが寄せられた。

また、「高齢化が深刻だね」「(高齢のタクシードライバーは日本で)よく見る光景」「日本のタクシードライバーって基本的にみんな高齢だよね」との声や、「日本のタクシーは料金は高くなり、サービスは行き届かなくなってきてる」「初めて日本に行った時にタクシーに乗ったけど、本当に高かった」「高齢者の運転には注意。一定の年齢を超えたらやはり運転しない方がいい」との声も寄せられている。(翻訳・編集/北田)

Record China 2023年5月18日(木) 21時0分
https://www.recordchina.co.jp/b914212-s25-c30-d0052.html