5/21(日) 12:20配信
中央日報日本語版

福島原発汚染水の管理点検に向けた韓国専門家視察団が6日間の日程で21日に日本に出発する。現場視察は2日間にわたり行われ、浄化と放流施設を集中点検する計画だ。

福島汚染水視察団長を務めるユ・グクヒ原子力安全委員長はこの日午前、仁川(インチョン)国際空港で出国前に記者らと会い、「国民を安心させることも私たちの役割。科学的アプローチを通じて私たちが見たものが何か、追加確認するものが何かを十分に説明すれば国民もたくさん信頼しないだろうかと思う」と話した。

韓国政府はユ団長をはじめ韓国原子力安全技術院の専門家19人、韓国海洋科学技術院の専門家1人の21人で視察団を構成した。

ユ団長は今回の視察団構成と関連し、「放射線分野、原発各設備部門別に10年~20年以上現場で安全規制をしてきた人たちだ。現場についてだれよりもよく知っている人たち」と強調した。

続けて「2021年8月から日本の汚染水放流計画に対して分野別に安全関連の部分を点検して確認してきた人たち。日本の計画が適正なのかに対する全体的な検証過程のひとつとして現場で確認する部分を確認し点検してくる」と話した。

彼は「分野別最高の専門家であり実務陣で(視察団を構成しただけに)どこにも傾倒せず科学的な根拠と基準を持って安全性を確認していくだろう。徹底的に準備しただけに細かく徹底して点検したい」と改めて強調した。

ユ団長は既存の国際原子力機関(IAEA)の検証と関連し、「IAEA検証チームには韓国の専門家も1人直接参加している。試料採取検証プログラムにも参加し原子力安全技術院が試料3件を持っており、韓国が最隣接国なので私たちなりの別途の検討過程を経ている」と明らかにした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5b073e1804ead2d96523254551cd8e90bf4e448c