中国のレストランを訪ねてみると…

店員)
「ここの肉は全部“密輸”のものです」

これは日本から不正輸出された「ブランド和牛」。
そこには、いずれ私たちの食生活を脅かす可能性も…

常陸牛を生産 橋本畜産 橋本武二さん)
「不正に流出したやつでは、値段が安くなって、(和牛の生産が)厳しくなるのではないかと思います。」

本来は輸入禁止の中国で、なぜ「和牛」が流通しているのか追跡取材しました
ー中略ー

記者)
「深セン市内なんですけども、看板に「炭火焼肉」と大きく
書かれています」

いま、中国では日本式の焼肉がブームだといいます。
そのほとんどは、日本由来のオーストラリア産“WAGYU”ですが、輸入が禁止されているはずの日本の「ブランド和牛」を提供するという店に入ってみると…

出てきたのはA5ランクの「宮崎産和牛」です。
事情を聴くと、信じられない言葉が…

店主)
「ここの肉は全部“密輸”のものです。比較的安いので」
「密輸業者がいるので、詳しくは企業秘密で我々も知りません。代金は先に払うんですよ。商品の写真を見せてくれるので。返品できません」

記者)
「本土側、深セン側へと香港からのトラックがどんどんと入ってきています。あのトラック食品と書いてありますね」

実際の不正輸入のルートは不明ですが、
こうした荷物に紛れ込んでいる可能性もあるといいます。

安く買いたたかれた和牛が、中国で高級和牛として流通している実態が見えてきました。
影響は、国内の畜産農家にも…
ー後略ー

ソース内に動画あり 全文はソースから
5/27(土) 22:30配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/0220cd0d5b3518db72ccc1ef9597664bf64380db