【6月1日 CGTN Japanese】中国北西部の新疆タリム盆地では5月30日、中国初となる深さ1万メートルの科学探査井戸の掘削作業が始まりました。

「深地塔1井」と名付けられたこの井戸は、地下1万1100メートルまで掘削される予定です。

掘削場所はタクラマカン砂漠の奥地で、周囲は砂丘です。掘削作業に先立ち、約20階建てビルに相当する高さの鉄塔が築かれ、流砂の上にしっかりとそびえ立ちました。

掘削開始後は、重さ2000トン以上のビット(ドリル先端部)やドリルシャフト、ケーシング管などが地下に深く入り込み、白亜系など10以上の地層を貫通し、地球深部を探索する「望遠鏡」を形成します。
専門家によると、地下1万メートルに達する井戸は、地球の未知領域を探索し、人類の認識の範囲を広げる大胆な試みとのことです。

《中略》

中国はここ数年、地球深部の探索を続けており、掘削深度は繰り返し更新されていますが、深さ1万メートルの井戸掘削は中国にとって初の挑戦です。

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中国、深さ1万メートルの科学探査井戸を掘削
(c)CGTN Japanese/AFPBB News|2023年6月1日 19:12 
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