【北京聯合ニュース】中国外務省は11日、農融次官補が10日に韓国の鄭在浩(チョン・ジェホ)駐中大使を呼び、韓国側がケイ海明・駐韓中国大使と最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表の面会に不当な反応を見せたことに交渉を提起し、深刻な憂慮と不満を表明したと明らかにした。

中国側は鄭氏に対し、韓中関係に関する中国の立場を説明し、「ケイ??大使が韓国各界の人物と接触し交流することは業務」だとして、「目的は理解を増進し、協力を促進させ、中韓関係の発展を進めること」と主張。「韓国側は現在の中韓関係の問題がどこにあるか振り返り、真摯(しんし)に向き合うことを望む」とし、「両国関係の健全かつ安定的な発展のため、積極的に努力することを望む」と述べた。

韓国外交部の張虎鎭(チャン・ホジン)第1次官は9日、李氏との面会で「米国の勝ち、中国の負けに賭けるのは誤った判断で、後で必ず後悔する」などと韓国政府の外交政策を批判する発言をしたケイ大使を呼び、看過できない表現で韓国政府の外交政策を批判したことは外交使節の友好関係促進任務を規定した「ウィーン条約」と外交慣例に反するとして強く抗議した。

聯合ニュース 2023.06.11 15:20
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20230611000600882

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