二刀流スーパースターの快進撃を韓国メディアも手放しで称賛だ。

 現地6月15日、ロサンゼルス・エンジェルスは敵地でテキサス・レンジャーズと対戦。「2番・投手兼DH」で先発登板した大谷翔平は、6回を投げて2失点の好投をみせて今季6勝目をマークした。打っては3対2とリードする無死一塁から大仕事。相手2番手の左腕バークが投じた初球のフォーシームを完璧にインパクトすると、打球はぐんぐんと伸びて、前夜と同じく左中間スタンドに飛び込む豪快2ランとなった。打球速度109.4マイル(約176キロ)、飛距離443フィート(約135メートル)の特大アーチだ。


 手がつけられないハイパフォーマンスを連発する大谷に対して、常日頃から熱視線を送る韓国の主要メディアも興奮を隠せない。
 
『京郷スポーツ』は「投打で奮闘した大谷の鮮烈なワンマンショー!」と称え、『スポーツ朝鮮』は「たったひとりで試合を決めた驚異の男」と称賛。さらに『朝鮮日報』は「ベースボールの天才だ」と持ち上げ、『スターニュース』は「彼は本当に人間なのか?」と目を丸くして「誰も爆発を止められない」と脱帽した。『SPOTV news』も「万能なるユニコーン」と激賞している。

 大谷の大車輪の活躍もあって、ア・リーグ西地区の首位レンジャーズとの4連戦を3勝1敗で勝ち越したエンジェルス。首位とのゲーム差を4.5に縮めて、現地金曜日からはカンザスシティ・ロイヤルズとの3連戦に臨む。

構成●THE DIGEST編集部

2023/06/17
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