国連が定める「世界難民の日」に合わせ、ミャンマーのイスラム教徒少数民族、ロヒンギャが多く暮らす群馬県館林市で20日、
「在日ビルマロヒンギャ協会」(同市)が会見し、難民の保護や迫害反対などを求める声明を出した。

声明は、ミャンマーでロヒンギャの国籍を認めない法律を廃止することや、同国内でロヒンギャを隔離する避難民キャンプを閉鎖し、
元の場所で暮らせるようにすることなどを求める7項目。
会見で同協会幹部は、ロシア侵攻によるウクライナからの避難民に触れ「世界で難民になる人々に安全と保護を与えることが必要だ」と指摘した。

また、5月にミャンマーを直撃したサイクロンで、同国内にあるロヒンギャの避難民キャンプの被害が大きかったとして支援を訴えた。

2023/6/20 21:17
https://www.sankei.com/article/20230620-4TTW7SZMEFNZFHLVOSSBCTX66I/