【ソウル時事】北朝鮮の朝鮮中央通信は21日の論評で、ブリンケン米国務長官の訪中について「対中国圧迫政策の失敗を認めた挑発者の物乞い」と酷評した。

 「米国は中国を圧迫し抑制しようとしたものの、自国経済に致命的な打撃を与えるブーメランになっている」と主張した。

 論評は国際問題評論家チョン・ヨンハク氏の名で出された。米中対立が軍事衝突につながりかねないことへの不安感から、米国が緊張緩和を「物乞い」するようになったと指摘。「先に挑発を行い、いまさら責任を持って意見の相違を管理すべきだと叫ぶのは、米国特有の二面性と鉄面皮だ」と皮肉った。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/c9e7c62df6ce80b722f80dbeafbc68ca205e0c01