【ソウル聯合ニュース】韓国の革新系野党「正義党」の李貞味(イ・ジョンミ)代表は26日、
東京電力福島第1原発の処理済み汚染水の海洋放出に反対するとして、ハンガーストライキを始めた。

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 李氏はソウルの日本大使館前で記者会見し、汚染水の海洋放出に反対する意見が84%に上った世論調査結果を取り上げ、
「正義党が先頭に立ち、国民と共に要求を貫徹するまで戦う」と述べた。大使館前に場所を設け、ハンストを続ける予定だ。

 李氏は「日本でも汚染水の海洋投棄に反対する声が高まっている」として、
「日本の野党、市民社会と力を合わせることができれば日本の世論を動かすことができ、日本政府に圧力をかけられる」と主張。
「今回のハンストはその世論を集める出発点となる」とし、「韓国国民の常識的かつ正当な声を伝えたい」と強調した。

 正義党の議員と党員は交代で断食する形で李氏のハンストを支援する。

 正義党の国会議員らは22~24日に日本を訪問し、福島第1原発を視察した。
訪日した姜恩美(カン・ウンミ)議員は26日のラジオ番組で、「日本の議員や市民団体ではわれわれが思っていたより反対する意思がはっきりしていた」として、
「日本の議員たちもこれは処理水ではなく、廃棄物だとはっきり話した」と述べた。

 正義党は今後、日本の政党や市民団体などと共同の対応策を模索する方針だ。

kimchiboxs@yna.co.kr
2023.06.26 11:46
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