韓国はもう「中国では何をやってももうからない」のかもしれません。

2023年07月11日、韓国の金融監督院から非常に興味深いデータが公表されています。

「2022年 韓国銀行の海外支店経営現況および現地指標評価の結果」というものです(以下はプレスリリースの表紙)。

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この資料によると、韓国のドメスティックな銀行の海外支店は、2022年末時点で、40カ国に計207店舗あります。

2021年末では「39カ国、204店舗」でしたので、1カ国、3店舗増えたことになります。この新たに加わった1カ国というのは「台湾」です。

韓国の銀行は、2022年に初めて台湾に支店を作りました。

それは喜ばしいことですが、この資料の中に「国別当期純利益の現況」という表組があります。支店のある国で、韓国の銀行が「2022年にいくら純利益を出したか?」――です。

以下をご覧ください。

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2022年 当期純利益
中国:900万ドル
対前年比:-1億3,500万ドル
対前年比の増減:-93.8%

⇒参照・引用元:『韓国 金融監督院』公式サイト
https://www.fss.or.kr/fss/main/main.do?menuNo=200000

信じられないような数字です。2022年の当期純利益はわずか900万ドルしかなく、前年から1億3,500万ドルも減りました。

当期純利益が1年間で93.8%も蒸発したのです。約94%減ですから、「ほぼなくなった」といってもいいぐらいです。

韓国にとって、もはや中国は「大凶の国」なのかもしれません。

(吉田ハンチング@dcp)

Money1 2023.07.18
https://money1.jp/archives/109342