2023年7月19日、韓国メディア・韓国経済によると、SNSで日本と韓国の文化を紹介しているベトナム人女性が韓国の人種差別主義と外見至上主義に言及し波紋を呼んでいる。

記事によると、韓国のオンラインコミュニティを中心に最近、同女性がSNSに投稿した「韓国でベトナム出身のアイドルがデビューしたら『わあ、韓国人みたい』と称賛される」との内容の動画のキャプチャ画像が拡散している。

女性は動画で「これは基本的に『われわれ(韓国人)と似ているからきれいだ』という意味で、容姿の面で『優れている』と韓国人が考えているためだ」と指摘した。

例に挙げたのはNewJeansのハニ。ハニは豪メルボルンで生まれ、ベトナムと豪州の国籍を持っている。もう1人はBLACKPINKのタイ出身メンバー・リサで、女性は「世界では(グループのメンバー中)最も有名だが、韓国では違う。それは彼女がタイ人らしい顔、東南アジア人らしい顔をしているためで、韓国だけで人気がない」と説明し、「韓国に2年住んで感じたが、韓国人による人種差別は深刻なレベルだ」と主張した。

さらにこの発言が波紋を呼ぶと、女性は「人種差別発言によりかなりのバッシングを受けている」としつつ「外見至上主義は韓国で大きな問題となっており、整形手術の統計が(韓国における)容姿の重要度を示している」と反論する動画も投稿。「韓国人の美の基準では、東南アジア人の容姿の特徴である黒い肌やぺちゃ鼻は魅力的でなく、ブサイクな人たちは韓国でつらい時間を過ごす」「『東南アジア人っぽい』との言葉は侮辱の意味だ」などと主張し、「韓国は単一民族国家だったが、今は閉鎖的でなく多くの人が韓国を訪れ、観光業が経済の大部分を占めている」として人種差別主義と外見至上主義から脱するべきだと強調したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「正しい発言だ」「正直、韓国人は東南アジア人を見下す傾向がある。お金を稼ぎに来ている人たちを良く思っていないことも事実」と納得する声が上がっている。

一方で「韓国に人種差別は確かにあるけど、そもそも人種差別のない国なんてない。他の国ではもっと深刻だよ」「どの国でもきれいな人が好かれるし、優遇される」「被害意識が強すぎない?」「日本では日本人メンバーが、中国では中国人メンバーが一番人気であるように、韓国で韓国人メンバーが人気なのはごく当然のこと」「韓国は民族主義の強い国だ。これは長所であり短所でもあるけど、人種差別とは違うもの」「ベトナムの人も白い肌を好むのでは?。アジア人はみんな、西洋人のように見える東洋人の容姿を美の基準にしている」など反論の声も多数寄せられている。(翻訳・編集/堂本)

https://www.recordchina.co.jp/b917492-s39-c30-d0191.html

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