関税庁、7月1~20日輸出入現況

 韓国の7月1~20日の輸出は1年前より15%減少し、10カ月連続で減少の可能性が高まった。

 21日、韓国関税庁が発表した7月1~20日の輸出額(通関基準暫定値)は312億3300万ドルで、昨年同期に比べて15.2%減少した。月間輸出額は前年同月比で昨年10月から先月までの9カ月連続で減少傾向を示している。

 1~20日の間で主要10大輸出の主力品目のうち、輸出額が増えたのは乗用車(前年同期比27.9%・以下同じ)、コンピューター周辺機器(16.8%)のみだ。半導体(-35.4%)、鉄鋼製品(-15.2%)、石油製品(-48.7%)など残りの産業の輸出額はすべて減少した。

 相手国別にみると、中国(-21.2%)、米国(-7.3%)、EU(-8.3%)、ベトナム(-22.6)など主要国向けの輸出が減少した。韓国の輸出が増えた国はインド(3.6%)、香港(21.1%)の2カ国にとどまった。

 同じ期間に輸入額は325億9400万ドルで28.0%減少した。貿易収支は13億6100万ドルの赤字を記録した。貿易収支は先月、16カ月ぶりに黒字(11億3千万ドル)に転換した。今年に入って7月20日までの累積貿易赤字は278億2700万ドルだ。

アン・テホ記者

https://news.yahoo.co.jp/articles/f1ab0e98d4b4c20d17d636f73e9363eaad4b7b2e

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