香港メディアの香港01は26日、香港のマクドナルドを利用した中国本土の女性がSNSで「差別的な待遇を受けた」と主張したものの、ネットユーザーから逆に「袋だたき」に遭ったと伝えた。

記事によると、中国本土のSNS「小紅書(RED)」でこのほど、ある女性が香港・旺角(モンコック)のマクドナルド店舗を利用した時のことを投稿した。女性は、自身の前に並んでいた客が注文したセット二つは1分ほどですぐに提供されたにもかかわらず、その後に自分が単品二つを注文したところ「モニターの番号でお呼びします」と言われたと説明。「それから10分待ち、すでに228番が呼ばれているのに自分の209番は呼ばれず、3回催促してようやく提供された。差別されたのかどうか分からないが、どちらにしろ気分が悪い」と不満を訴えた。

この投稿は中国本土と香港のネットユーザーの間で話題になったといい、「あなたが言ったように差別された可能性がある」という見方もあったが少数で、多くのネットユーザーは投稿した女性に反論。「キッチンスタッフは客は見えず、注文票に従って作業する。どうやって差別するんだ?」「毎日のように差別だ何だと煩わしい」「外食したらこういうことはよくあるだろう。単に運が悪かっただけ。誰がわざわざあなたを差別するんだ。何か良いことがあるのか?」「キッチンの人が、注文した人が誰かも分からないのに差別したって?そりゃすごいな」といったコメントが並んだという。

また、あるユーザーは「一部のハンバーガーはある程度準備してあってすぐに出せるが、もしあなたが注文した二つがあまり人気のない商品なら一から作らないといけない。パティを焼くところから始めないといけない場合もある。だから順番が前後することもあるんだよ」と解説したという。(翻訳・編集/北田)

Record China 2023年7月26日(水) 22時0分
https://www.recordchina.co.jp/b917864-s25-c30-d0052.html