台風６号が韓国南部に上陸　正午ごろ大邱・午後９時ごろソウル付近に

【ソウル聯合ニュース】台風６号が強い勢力を維持したまま、１０日午前９時２０分ごろ、韓国南部の慶尚南道・巨済付近に上陸した。これから１５時間ほどかけて韓国を縦断する見通しだ。ただ台風の勢力はやや弱まると見込まれる。

　気象庁の１０日午前７時の発表では、上陸直後、台風６号の中心の気圧は９７５ヘクトパスカル、最大風速は３２メートルと予想される。

　同日正午に大邱の西南西５０キロ、午後３時に忠清北道・清州の南南東６０キロ、午後６時に清州の北北東２０キロ、午９時にソウルの東南東４０キロ、１１日午前０時にソウルの北北東４０キロを通過し、さらに北朝鮮側へ北上を続ける見通しだ。移動速度は次第に遅くなり、１１日午前０時には時速２０キロまで下がるとみられる。平均的な台風よりゆっくり移動するため、被害が大きくなる恐れがある。

　１０日は全国的に、暴風雨に警戒が必要だ。現在各地に台風警報・注意報が出ている。

聯合ニュース　2023.08.10 11:13
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20230810001400882

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