・もはや「末期状態」
 韓国では左派勢力のあまりの杜撰ぶりに、国民の呆れ声が高まっている。

 文在寅政権時代はなにを叫んでも「反日・不買」に多くの国民がついてきて、大喝采となっていたが、いまや様相はまったく異なる。

 韓国国民は文在寅時代の「日本禁欲」から解放されたように日本旅行を楽しみ、日本のアニメに熱狂し、
左派勢力がいくら反日を叫んでももはや誰も聞く耳を持たない。

 ここのところは攻撃材料もなくなって、福島原発からの処理水反対ばかりを叫び、挙句の果てにデマまで流すようになったことで、
ここに至ってもはや末期状態になっている。

 そんな野党、左派団体が流す情報(デマ)に失笑するソウル市民のリアルな感覚をやっと感じ取ったのか、
左派勢力は今度は「正論の揚げ足取り」に乗り出した。

 韓国野党の『共に民主党』がIAEAに送った質問の回答を得たと記者会見を行ったのだ。

・「日本の財政支援を事実上認めたもの」と…
 会見によれば、処理水を作る過程の構造問題の質問に対して、
IAEA側はあくまで処理水自体の科学的数値に安全が確認されていることを強く訴えた。
そんなIAEAの立場を崩す答えを引き出したかったのだろうが、
デマしか流せない議員たちがどんなに集まっても科学的根拠に基づき判断したIAEAの答えを崩せない。

 なんのための記者会見なんだろうと見ていると、終盤に野党の思惑がハッキリとしてきた。

 IAEAに今回の安全性の検証のために、日本政府からどの程度の財政支援を受けたかの質問をし、回答を得たという。
IAEAは「多くの加盟国は定期的な予算分担金以外にも世界の原子力の安全をさらに支援・強化するために
IAEAに追加予算資金を提供している」と差し障りのない回答だったのだが、共に民主党議員には違った捉え方をしたようだ。

 この答えに対して共に民主党議員は「汚染水放出に関するIAEA報告書作成における、日本の財政支援を事実上認めたもの」
と鬼の首を取ったかの様な主張をしたのだ……。

・何が起きてもおかしくない
 この経緯を見てすぐ脳裏に浮かんだのが私が属して通った学校時代の思い出だ。
年に数回、大会という集会があり、その上には大大会がある。

 大大会では全国から幹部が集まり、祖国(金家族)の自慢と日本での扱いを批判する討論が数時間続く。
その時にも日本からの扱いに対する政府(行政機関)からの返答を得ては、
歪んだ解釈で討論者は低く大きな声で「取ったど〜」的なテンションに、会場は手が痛くなるほどの拍手を送るのだ。

 この手法とテンションが韓国の左派議員と“ダブる”ということは、私の「敵側」と思わざるを得ないのだ。

 韓国では尹大統領が日韓関係改善に本格的に突き進んでいる。
韓国国民のその姿に共感し始めているが、「デマ」をまきちらす連中は何をしてきてもおかしくない。
まだまだ目が離せない状況が続きそうだ。
ー後略ー
豊 璋(在韓国コンサルタント)

8/17(木) 7:33配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/6259f23eb2fb4e608247f804b6a83a37472e67de