【ソウル聯合ニュース】中国のケイ海明・駐韓大使は20日までにソウルの中国大使館で聯合ニュースのインタビューに応じ、
韓中日の3カ国首脳会談について、「中国は3カ国協力を一貫して支持しており、積極的に参加してきた」として、
「韓国が議長国として責任を履行して3カ国の協力を引き出す原動力をもたらし、
地域の振興と繁栄のための方向を示すことを支持する」と述べた。

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ソウルの中国大使館で聯合ニュースのインタビューに応じるケイ海明・駐韓大使=(聯合ニュース)

 韓中日首脳会談は2008年から3カ国が持ち回りで開催していたが、19年12月の中国での会談を最後に開かれていない。

 ケイ氏は中韓関係に関し、「首脳会談は中韓関係の発展にも重要な役割を果たす」とし、
「中国はこれを非常に重視しており、韓国と意思疎通を維持することを望む」と表明。
「双方が共に努力し、両国の高官交流のための良い環境を整えることを期待する」と述べた。

 韓中日の3カ国協力については、「3カ国が協力し合い、共同発展を促進することは3カ国国民の念願であり、
地域と世界の平和や安定、繁栄を守る重要な礎」との認識を示した。
そのうえで、「3カ国協力の前には複雑な妨害要素が置かれている」とし、
「3カ国協力の歴史を顧み、重大な挑戦と危機に直面しているからこそ互いを尊重し、手をつないで協力して困難を克服しなければならない」
と述べた。

 一方、中国政府が今月、韓国への団体旅行を解禁したことについては、
「両国国民の往来が増えて文化交流が深まり、国民感情も徐々に改善することを望む」と強調した。
また、「初心を忘れず、相互尊重の精神を堅持して意思疎通を強化して協力すれば、
中韓関係は安定に向かうことができると信じている」と述べた。

kimchiboxs@yna.co.kr
2023.08.20 10:26
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