Record China 2023年8月25日(金) 16時0分
https://d32xtqhs6m4dwf.cloudfront.net/newRc/m1200/20230825/9a5a9b0f0658e619c2ba7f9d8ea8d223.jpg

中国・上海市の日本料理店が相次いで「日本から食材は輸入していません」と発表し、中国のネット上で物議を醸している。

日本が24日、東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出を始めたことを受け、中国政府は日本からの水産物の輸入を全面禁止とした。
そうした中、中国の日本料理店では「今のうちなら海鮮を食べても大丈夫」と駆け込み需要が発生し、混雑する事態に。
中国メディア・梨視頻の微博(ウェイボー)投稿によると、上海市の8つの人気日本料理店のうち7つが
「日本から食材は輸入していない」と発表し、安全性をアピールしたという。

ところが、この報道が中国のSNSで物議を醸すことに。微博ユーザーからは
「あんなにかたくなに日本から輸入している(から価格が高い)と言い張っていた店が今日になって一転、
日本産の食材は使っていませんと言い出した。詐欺じゃないのか」
「馬脚を現したな」
「うそを宣伝していたわけね」
「面白すぎる。日本料理店が続々と『うちでは日本から輸入してません』と言い出した。それでもまだ『日本料理』と言えるのか?」
「現実なんてこんなもの」
「中国人は中国人ばかりをだます」
などのツッコミが殺到した。

https://d32xtqhs6m4dwf.cloudfront.net/newRc/m1200/20230825/21f8dd33147174719a9d868c392d22ba.jpg

また、あるブロガーは「ネタ」として以下のようなやり取りを投稿して、日本料理店を揶揄(やゆ)している。

「良い知らせと悪い知らせがある」

「悪い知らせって何?」

「日本料理店の食材は日本から輸入したものじゃなかった(涙)」

「良い知らせは?」

「日本料理店の食材は日本から輸入したものじゃなかった(喜)」

なお、梨視頻の微博投稿は後に削除された。(翻訳・編集/北田)
https://www.recordchina.co.jp/b919447-s25-c30-d0052.html