国連安全保障理事会が25日に開催した北朝鮮の軍事偵察衛星打ち上げに関する公開会合で、北朝鮮が東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を「人道に反する凶悪な犯罪」と非難した。これをきっかけに中国も処理水放出の停止を要求し、日本が反論して応酬となった。

北朝鮮の金星(キム・ソン)国連大使は「日本は大量の放射性物質を含む汚染水放出を決定し、人類の安全と海洋環境をとてつもない危険にさらしている」と批判。中国の耿爽国連次席大使も「日本は国際社会の反対を無視している」と主張した。

産経新聞 2023/8/26 10:29
https://www.sankei.com/article/20230826-CZWPM3ANGRIVDEIAZ56XYOXUTI/