オンライン有料購読プラットフォームに自分たちの性関係映像を載せてお金を稼いだ
30代夫婦に懲役(執行猶予)が宣告された。

23日、法曹界によると、春川支法刑事1単独ソン・ジョンソン部長判事は、映画ビデオ法違反と
情報通信網法上のポルノの流布の疑いで起訴されたA(31)氏とB(31)氏夫婦に懲役10ヶ月で
執行猶予2年を宣告したと明らかにした。また、犯罪収益1億3600万ウォンの追徴命令を下した。

A氏夫婦は自身の性関係映像を編集し、2021年1月から2022年11月まで13の違法ビデオ物を製作して
オンライン有料購読プラットフォームに上げた疑いを受ける。

また同じ期間28の淫らな映像などを上げることで有料会員多数の利用者が見ることができるようにした容疑もある。

裁判部は「犯行持続期間が長期間、製作・販売したわいせつ物の数が少なくない」とし
「わいせつ物は健全な性風俗を阻害する内容であり、被告人が相当な経済的利益を得た事情に照らしてみれば
これに対応した刑を宣告する必要がある」と明らかにした。

続いて「ただし、犯行を認めて反省する態度を見せる点を評価」と付け加えた。

一方、有料購読型SNSは、製作者が自分のアカウントに映像・写真などコンテンツを投稿すると
利用者が有料購読決済をすればコンテンツを見ることができる閉鎖構造で運営され、不法映像物の温床となっている。

慶南警察庁は昨年1月、自身の性関係映像106個を直接製作し、有料購読型SNSに載せた夫婦を
情報通信網法利用促進及び情報保護などに関する法律違反(ポルノ物流布)の疑いで拘束している。
これら夫婦が購読料として稼いだ収入は警察が把握しただけで2億400万ウォンに達した。

警察庁国家捜査本部は去る5月有料購読型SNS内の不法映像物製作・流通行為を厳正対応することを
全国の警察庁に指示した。

警察庁の関係者は「有料購読型SNS内の不法性映像物製作・流通犯罪を厳しく取り締まり、犯罪収益を最後まで
追跡・還収する」と話した。

ソウル新聞(韓国語)  2023-09-23 14:59
https://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20230923500052