【ソウル聯合ニュース】韓国石油公社の石油製品関連情報サイトによると、4日午前8時現在の軽油1リットル当たりの
全国平均小売価格は1700.03ウォン(約187円)だった。
前日から0.11ウォン上がり、1月8日(1702.48ウォン)以来、約9カ月ぶりに1700ウォンを超えた。
同時刻のガソリンの全国平均小売価格も1リットル当たり1796.32ウォンと、1800ウォンに迫っている。
サウジアラビアなど主要産油国の減産が影響し、近ごろ原油価格が上昇しているため。

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ソウル市内のガソリンスタンドに表示されたガソリン価格(上)と軽油価格。9月24日撮影(資料写真)=(聯合ニュース)

 軽油の小売価格は、ロシアによるウクライナ侵攻のあおりで昨年7月に一時2100ウォンを超えた。
その後は値下がりし、今年6月には1300ウォン台となるなど落ち着いていたが、再び上昇傾向にある。

 ガソリン価格の場合、1800ウォンを超えれば昨年8月12日(1805.86ウォン)以来、約1年2カ月ぶりとなる。
地域別にはソウル市(1878.77ォン)、済州道(1839.98ウォン)、江原道(1808.61ウォン)、
世宗市(1807.09ウォン)、忠清北道(1805.63ウォン)、京畿道(1801.62ウォン)が
すでに1800ウォンを上回っている。

 週次の価格推移でも、ガソリンと軽油はいずれも先週まで12週連続で上昇している。

mgk1202@yna.co.kr
2023.10.04 11:08
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