「日本や韓国より愚かなわけではない」

 日本サッカーに関する発言が物議を醸している。

 中国メディア『直播吧』が10月26日に報じたところによれば、中国サッカー協会の新会長に就任したソン・カイ氏が25日、
協会スタッフへの挨拶の場でこう述べたという。

「(元中国代表監督の)リー・ワイトンは極東競技大会で中国代表を日本戦で5−0の勝利に導いた。
1987年にも中国は日本を2−0で破り、1992年に負けるまで、80年間日本より先を行っていた。負けたのはこの30年間だけだ」

 ソン・カイ新会長は「我々は日本や韓国より愚かなわけではない。彼らが上手くやれるなら、我々も上手くやれるはずだ」と主張。
こう見解を続けている。

「だが、我々はまず認知の問題を解決し、日本や韓国に比べてどこが劣っているのか、どのような方向に向かって進んでいるのかを把握し、
一歩ずつ前進しなければならない」

 この発言に対し、記事のコメント欄には次のようなコメントが寄せられている。

「信じられない」
「不可能」
「こんな姿勢では他の人が上手くできても、自分たちは上手くできないかもしれない」
「日本と競争しないでくれ。現実的になってくれ。ベトナムとタイに勝てれば素晴らしい」
「日本を見る必要はない、今度はベトナムがターゲットだ」
「今では日本との差は計り知れない」
「では、日本の30年間の真剣なサッカーに追いつくにはどれくらいの時間がかかる?」
「この30年間で失った問題は、この30年間に開いた差が大きすぎるということだ」
「日本は5000年先にいると言ってもいいかもしれない」

 同意できないファンが少なくなかったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2023年10月27日
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=141845