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中国メディアの環球時報は25日付の記事で、フランスメディアの「バン・ミニュッツ」(「20分」の意)が
同国国内で開催されたパンづくりの国際コンテストで、中国人によるチームが優勝したことに、大きな驚きを示したと紹介した。
パンづくりで伝統的に高い能力を誇るフランスのチームは、2位に甘んじたという。

中国チームが優勝したのは、2007年から2年に1回開催されている「モンディアール・デュ・パン」(フランス語で「パン・ワールドカップ」の意)だ。
今回は9回目の開催で、ベルギー、イタリア、スペイン、ブラジル、インド、日本、韓国、マリなどから計15のパン職人チームが
フランスのナント市で3日間にわたり、パン、調理パン、サンドイッチづくりの腕を競った。

同催大会の国際審査団は25日午後、中国チームを優勝とする最終審査結果を発表した。審査では味だけでなく栄養も重視される。
審査員団は、中国出身のパン職人3人が「風変わりな」美しさと味覚を生み出したと評価した。
中国チームはチベット族の多くが主食にする青稞(チンコー、ハダカムギ)やハスの実、四川料理でよく使われる花椒、
ウイグル料理で多用されるスパイスのクミン、広東省潮州市などの地元料理である牛肉肉団子の潮州牛肉丸といった、
中国で使われる食材や中華料理をパンづくりに生かしたという。

中国チームのロバート・ロー監督は受賞後に、「フランスでパンワールドカップを獲得できたことは、絶対的に大きな誇りだ。
私たちの職業人生にとって非常に重要な賞だ。パンは中国人の主要な食べ物ではないが、
この賞は、中国の経済が成長しており、中国の美食文化が国際基準に合致していることを示している」と述べた。

大会の共同主催者である「パン大使協会」の一員として大会に臨んだアレクサンダー・ボエ氏は中国人受賞者について、
「レベルが非常に高かった。中国チームは準備を万端に整えていた。また(中国では)全国で100回以上の予選がある。
中国人は私たちのパンや手づくり品が好きで、中国にはますます多くのパン屋ができている。
彼らはこの分野で飛躍して、きちんとした訓練により技術を高めたいと考えている」と称賛した。

フランスはパンづくりで名声を得ているにもかかわらず、これまでの大会で敗北してきた。
フランスが依然として「パンづくりの巨匠国」を名乗ることができるかどうかについて、ボエ氏は「正直なところ、少々いらついている」と述べた上で、
多くの国がフランスパンを受け入れはじめ、専門的訓練を受けるために(フランスに)人を派遣すると同時に、
独自の知識や技術を持ち寄り、著しい進歩を遂げている。
今回の世界大会がその証拠だ」と、フランスのパンづくりが世界に広まると同時に、
世界各地で現地化した素晴らしいパンが登場しつつあると指摘した。(翻訳・編集/如月隼人)

https://www.recordchina.co.jp/b922853-s25-c30-d0198.html