小学生投げた石で亡くなった70代・・・処罰どころか謝罪も受けられなかった

中央日報 2023-11-19

ソウルのあるマンションの高層階で小学生が投げた石に当たって70代の男性が死亡したことと関連し、遺族は加害者側の謝罪を受けられなかったと明らかにした。

17日午後4時30分頃、ソウル蘆原区のあるマンション団地で体の不自由な妻を助けながら団地内を歩いていたマンション住民A氏が10階以上上から落ちた石に頭を殴られて死亡した。この石は同じマンションに住む小学校低学年の生徒が投げたものと調査された。

19日、MBNによると、A氏の孫B氏は「すごく虚しい。病気で亡くなったわけでもなく、とても元気だった方が石を投げたことで一度に(死亡した)」と悔しさを吐露した。それと共に「謝罪は受けたのか」という問いに「受けられなかった」と答えた。

警察が石を投げた学生とその保護者を相手に事件経緯などを調査中だが、該当学生は触法少年(満10歳以上~14歳未満)にも該当しない満10歳未満なのでいかなる刑事的責任も負わない。

触法少年は刑事責任を負わない未成年者で、刑法に抵触した行為をしても刑事処分を受けずに少年法に基づく保護処分を受ける。しかし、満10歳未満の場合、刑事責任から完全に除外され処罰されない。

https://news.nate.com/view/20231119n01915?mid=n1006