11/20(月) 17:01配信 中央日報日本語版

大手芸能事務所のハイブ(HYBE)は20日、会社の名義を盗用して外部から金品を恐喝した所属ダンストレーナーを解雇し刑事告訴したと明らかにした。

ハイブはこの日「当社は構成員(ビッグヒット所属ダンストレーナー)の不正事実と会社に及ぼした被害を認知し、すぐに外部法律事務所の助言を受けて客観的調査を進め、職務排除と人事委員会での手続きを踏んで懲戒解雇した」と明らかにした。

続けて「現在会社が受けた被害事項に対しては刑事告訴状提出後に法的手続きを踏んでいる。非寛容の原則で最後まで厳しく責任を問うだろう」とした。

このダンストレーナーは人気グループBTS(防弾少年団)のダンストレーナーとして知られる人物で、9月に詐欺と横領などの容疑でハイブを懲戒解雇された。

トレーナーはハイブの公金数千万ウォンを横領しただけでなく、作曲家、振り付け師、事業家らからも数十億ウォンを恐喝し返済していない容疑を受けている。

この過程でハイブの名義を盗用するなど私文書を偽造した容疑もある。トレーナーはグッズ投資や曲を活用するという名目で資金を受け取り返さなかったという。被害者から恐喝した金額は50億ウォン(5億7667万円)以上と推定される。

ハイブは「当社は構成員が会社内部情報、職務や職位などを利用して私的な利益を得る行為と、違法・不当行為を厳格に禁じている」と強調した。このため別途の情報提供センターも運営していると明かした。

続けて「会社との関係または、アーティストとの親密な関係の誇示などの詐欺行為を予防するため詐欺被害注意案内を持続して外部に公示しており、こうしたことが再発しないよう全構成員に対する職業倫理教育と腐敗防止、公正取引などに対する体系を強固にし、内部統制システムを強化するなど内部管理をさらに徹底したい」と付け加えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/63db803272483cd34b7897c3c3db26338d1e2f7d