12月07日 17時26分

香川県観音寺市の市議会議員が、SNSへの投稿で、韓国を「乞食」などと表現していたことがわかりました。

7日に会見を開いた議員は、投稿について謝罪した一方「人権への見識を改め職責を全うしたい」と述べ、辞職しない考えを示しました。

会見を開いたのは観音寺市議会の岸上政憲議員(44)です。

岸上議員は先月下旬、旧ツイッターの「X」への投稿で韓国を「乞食」、元慰安婦を「売春婦」などと表現し、当時の議長から厳重注意を受けていました。

会見で、岸上議員は「不快に感じる方もいたと思う。私も猛省し、人権全体の認識や見識を勉強していきたい」と述べ、ヘイトスピーチにあたるとして謝罪しました。

投稿はすでに削除しているということです。

岸上議員は現在1期目で、自民党系の会派に所属しています。

今回の投稿をめぐって7日、市議会では、岸上議員に対する辞職勧告決議案が提出され、賛成多数で可決されました。

これについて、岸上議員は「議決の発端が自分自身の発言や投稿であることを深く受け止めて、人権への見識を改めこれから職責を全うしたい」と述べ、辞職しない考えを示しました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20231207/8030017419.html