自民党の長島昭久衆院議員は25日、東京都武蔵野市長選を18年ぶりに自民系が制した背景について、令和3年12月に否決された日本人と外国人を区別せず投票権を認める住民投票条例案を巡る攻防を指摘した。産経新聞の取材に答えた。長島氏は「全国から危機感が寄せられ、松下市政に対する市民の危惧が顕在化した。市政を方向転換する千載一遇のチャンスに陣営が愚直に正攻法で戦い抜いた」と語った。条例案を主導した松下玲子前市長は次期衆院選出馬のため今年11月に退職した。

長島氏は選挙区区割り変更に伴い今年3月まで同市を地盤としていた。

松下氏は3年10月の市長選で大差で勝利。自民党は派閥のパーティー収入不記載事件で逆風下にある。

長島氏は「住民投票条例を否決して以降、松下市政はさまざまな面で追い込まれていった。松下氏も次期衆院選出馬とはいえ市政を投げ出す形となり、住民の危惧が後押ししてくれた」と指摘した。

新市長に就任した小美濃安弘氏に対しては「イデオロギーや政治思想に寄った政策ではなく、市民本位の市政を貫いてほしい。市民生活の隅々に目を配ってくれるはずだ」と期待を込める。

立憲民主党や共産党が支持する37歳の無所属新人が僅差とはいえ敗れたことについては「立民の蓮舫参院議員らが空中戦で応援するなど、地に足がついていなかったのではないか」と振り返った。

長島氏は旧民主党や旧希望の党を経て令和元年6月に自民に入党。武蔵野市を含む旧東京18区に選挙区を変更し、支持基盤を固めようとしたが3年10月の衆院選で立民の菅直人元首相に敗れた。比例東京ブロックで復活当選した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7b2a24cdd51b7ec2087faf4efb70f4b9a76520f9

【外国人投票権】武蔵野市長選 松下市長の後継、自公系候補に敗れる「18年間の歩み止めてしまった」 [12/25] [昆虫図鑑★]
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