【12月31日 KOREA WAVE】韓国・現代(ヒョンデ)自動車が下半期に生産職群の公開採用を開始し、会社員の関心が集まっている。
その高待遇から「キング産職(キングと生産職の合成語)」とも呼ばれる同社の生産職に就こうという志望者は、
他の大企業の生産職はもちろん事務職の会社員の中にもいる。

現代自動車が最近開始した「モビリティ技術人材新規採用」は、完成車生産・研究開発・デザインモデルの3分野で412人を採る計画。
そのうち392人が生産職だ。

現代自動車の生産職は60歳まで勤めることができ、新入社員でも成果給を合わせれば年間約7000万ウォン(約770万円)を稼げる。
自社の車を購入すれば30%の割引特典もある。高校さえ卒業すれば志願でき、年齢や性別の制限もない。

このためオンラインコミュニティには志願する人たちが集まった。
カカオトークには関連のオープンチャットルームが約20カ所もでき、多いところは約1500人が集まっている。

新卒生はもちろん、精油会社や製鉄会社、自動車メーカーの下請けなどに在職しているベテラン会社員もおり、
大企業や公企業の事務職も目につく。

ある企業の生産職社員は「現代自動車は福祉や勤務環境、年俸などすべての面で優れている。
志願のハードルが低いので、皆が挑戦する雰囲気だ」と話した。

2023年12月31日 15:00 発信地:韓国
https://www.afpbb.com/articles/-/3498552