[シドニー 18日 ロイター] - オーストラリアのアルバニージー首相は18日、昨年11月に日本近海にいた豪海軍艦に中国軍艦が音波探知機(ソナー)を作動し潜水作業をしていた隊員が負傷したとする事件について、ソナー作動を否定した中国大使の発言に反論した。

中国の肖千駐オーストラリア大使は前日、豪海軍ダイバーが作業中にソナーを作動した事実はないと述べた上で、近くにいた日本の海上自衛隊の船舶がソナーを作動させた可能性があるとの認識を示唆した。

アルバニージー氏は11月、中国軍艦がソナーを作動して危険な行動を取ったと批判していた。

同氏は今回の大使の発言で自身の考えが揺らぐことはないと強調し、間違った行動だったとの認識を改めて示した。

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