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ツバルの国旗(左)と中華民国(台湾)の青天白日満地紅旗=資料写真

(台北中央社)オーストラリアの全国紙、オーストラリアン紙が19日、中華民国(台湾)と外交関係を有する南太平洋の島国、
ツバルが今後、外交政策を転換して中国と国交を結ぶ可能性があると報じた。
これを受け外交部(外務省)は21日、台湾とツバルは互いの堅実な友情を大切にしているとし、
将来もさまざまな分野で協力を強化し続けるとする声明を発表した。

同紙はツバルの駐台大使が語った内容として、同国は26日に行われる総選挙後、
ナウルに追随して中華人民共和国を承認する可能性があると、ツバルからの消息筋が大使に知らせたと報道した。
ナウルは南太平洋の島国で、15日に中華民国と断交した。

同部は、台湾とツバルは国交樹立以来長きにわたって農業や漁業、医療、通信技術などの分野で密接な協力関係があると言及。
ツバルが国際空間で台湾を支持しており、国連や世界保健機関(WHO)などの国際組織への参加を後押ししているとした。

また同国の官民各界の要人らが、台湾で13日に行われた総統選の結果が判明した後、
当選した頼清徳(らいせいとく)副総統に祝意を伝えたとともに、両国の友好関係を固く守り続ける立場を改めて示したと説明。
その上で、両国の関係は自由や民主主義、人権、法の支配といった普遍的な価値の上に成り立っているとし、
両国は今後も共栄や発展を追い求めると強調した。

(游凱翔/編集:田中宏樹)
2024/01/21 16:38
https://japan.focustaiwan.tw/politics/202401210002

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