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北朝鮮が金正恩朝鮮労働党総書記の指示の下、南北統一を象徴する「祖国統一三大憲章記念塔」を破壊したもよう。
2005年、平壌で撮影(2024年 ロイター/YURI MALTSEV/File Photo)

[ソウル 23日 ロイター] - 北朝鮮が金正恩朝鮮労働党総書記の指示の下、南北統一を象徴する「祖国統一三大憲章記念塔」
を破壊したもよう。北朝鮮専門サイト「NKニュース」によると、23日時点の平壌の衛星画像には記念碑は映っていない。

ロイターは、記念碑が破壊されたか独自に確認していない。
北朝鮮の国営メディアによると、金氏は今月15日の最高人民会議で演説し、韓国との統一はもはや不可能で、
韓国を「不変の主敵」と明記するよう憲法改正を命じた。記念碑については「目障り」と述べていた。

韓国政府の記録によると、アーチ形の記念碑は高さ約30メートル。2000年に開催された南北首脳会談後に完成した。
米ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は、
北朝鮮が韓国に対する姿勢を変えているようにみえるかという記者団からの質問に対し
「われわれは状況を非常に注意深く監視している」と応じた。
その上で「われわれが朝鮮半島で維持している防衛態勢はリスクに適切であると引き続き確信している」と述べた。

2024年1月24日午前 5:19
https://jp.reuters.com/world/us/DGGK5WAFTNIZJEASEPCFFXSYHE-2024-01-23/