【北京時事】中国国防省の呉謙報道官は25日の記者会見で、台湾周辺で定期的な軍事パトロールを行ったと確認するとともに、台湾統一の決意を「中国軍は行動で示す」と台湾側を威嚇した。「台湾は永久に国家ではない」とし、13日に行われた台湾総統選を「中国の地方事務」と呼んだ。

総統選では中国が「独立派」と敵視する与党・民進党の頼清徳副総統が当選したが、これまで中国は派手な軍事活動を控えている。台湾国防部(国防省)は中国軍が17日に軍事パトロールを行ったと公表し、警戒に当たっていた。

時事通信 2024年01月25日18時56分
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