南アフリカを旅行し野生のサソリを違法に採集した20代の韓国人男性が現地裁判所で罰金刑を宣告された。

在南アフリカ韓国大使館が27日に明らかにしたところによると、南アフリカ西ケープ州パール地裁は前日に野生動物違法所持容疑で起訴された26歳の韓国人男性に罰金38万1676ランド(約300万円)または懲役2年の刑を宣告した。

罰金のうち34万1676ランドは課徴金の性格で、2年間刑務所で服役しても納付しなければならないと裁判所は説明した。

大使館によると男性は昨年12月26日にケープタウンから東に60キロメートルほど離れた有名ワイン産地パールを訪問しサソリ10匹ほどを採集した帰路に検問で摘発された。

その後パールの拘置所で1カ月以上収監され裁判を受けた。男性は弁護士と話し合った上で控訴するかを決める方針だという。

大使館関係者は「南アフリカは無許可での野生動植物の違法採集を厳格に処罰する。格別に留意してほしい」と呼び掛けている。

中央日報日本語版 2024.01.29 09:41
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