済州(チェジュ)のある休養林宿泊施設からトコジラミ(南京虫)が見つかった。韓国全域でトコジラミ発生数が減少している中、済州でトコジラミが見つかったのは今回が初めてだ。

済州道は5日、西帰浦市(ソグィポシ)のある宿泊施設でトコジラミ発生が疑われるという通報を受けて現場を調査した結果、トコジラミであることが確認されたと6日、明らかにした。

当時宿泊客は肩に虫に咬まれたような痕を確認し、トコジラミを疑って通報した。

これに対して道防疫当局は現場でトコジラミと疑われる虫を回収して疾病管理庁に送り、最終的にトコジラミであることが確認された。発見されたトコジラミは計7匹だ。

防疫当局は専門消毒会社を通じてトコジラミが発見された場所に化学的・物理的防除を行った後、臨時閉鎖した。トコジラミが検出されなくなるまで週1回消毒を行う予定だ。

これに先立ち、済州ではトコジラミが全国に拡散した昨年から計10件のトコジラミと疑われる通報があったが、昨年12月に他地域の船籍である漁船で発生した事例を除いて確認された事例は今回が初めてだ。

一方、全国的にトコジラミ発生件数は昨年12月第3週47件から今年1月第4週15件へと減少に転じた。

中央日報日本語版 2024.02.06 15:27
https://japanese.joins.com/JArticle/314722
https://japanese.joins.com/upload/images/2024/02/20240206152339-1.jpg