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【02月14日 KOREA WAVE】物価高時代の消費者が財布の紐を引き締め、韓国で飲食料品の消費は減ったが、
いわゆる「コスパ」ラーメンと呼ばれるPB(プライベートブランド)ラーメンの売り上げは増えた。
ラーメンカテゴリー自体の売り上げが増えた影響もあるが、PBラーメンはさらに高い伸び率を見せた。

統計庁と韓国銀行、小商工人市場振興公団によると、昨年の飲食料品小売販売は前年より2.6ポイント減少した。
食品価格が上昇し、高金利で消費余力が減ったのが主な原因と指摘されている。

全体の市場は減ったが「コスパ」を前面に掲げたコンビニ・大型マートのPBラーメンはむしろ売り上げが上昇した。

CUヘイルが2021年に発売したPBなら「ラーメンアイテム」の先月の売り上げは前年同期より16%上昇した。
1個当たり480ウォンの価格で消費者攻略に成功したのだ。

CUは「ラーメンだけでなく、超特価PB商品のうち、10種の商品が各カテゴリー内の販売量1位を記録するなど、人気を集めている」
と説明した。

イーマート24が2018年に発売した「辛いeラーメン」も先月の売り上げが前年同期より12%、
勇気ラーメンは14%上昇し人気を集めている。
ピリ辛eラーメンの1個当たりの価格は、普通のラーメン価格の半分の550ウォンだ。

イーマート24は「辛いeラーメンは原価上昇要因となっている具材スープを減らし、
別途のパッケージデザインなど開発・マーケティングコストを最小化したのが価格を下げた要因だ」と説明した。

2024年2月14日 15:00 発信地:韓国
https://www.afpbb.com/articles/-/3505034