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日本の「食と健康アワード2022」で受賞した台湾糖業の健康穀物ドリンクシリーズ=経済部の公式サイトより

(台北中央社)半導体受託製造世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の熊本工場が24日に開所するのに関連し、
国営企業の台湾糖業(台糖)は自社製品の販路を九州に拡大する計画を進めている。

台糖は2022年、自社の粉末ドリンクを代理店を通じて日本で販売開始。
23年に黒糖なども加わり、現在は計7商品を東京や大阪のドラッグストアやスーパー、ショッピングサイトで販売している。
同工場の開所を受け、台糖が販路拡大を代理店に持ちかけた。代理店側も九州での販売について承諾しているという。

台糖は、海外の食品を日本で広めるのには長い時間を要すると言及。
その上で、22年に日本チェーンドラッグストア協会主催の「食と健康アワード2022」で同社の健康穀物ドリンクシリーズが
優秀賞に選ばれたことに触れ、代理店が出足は好調だとの見方を示していると説明した。

同工場周辺では、スーパーが台湾製品を扱う特設コーナーを設けたり、家具量販店が新たに進出したりする動きが見られている。

(曽智怡/編集:田中宏樹)

2024/02/18 18:57
https://japan.focustaiwan.tw/economy/202402180003

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