産経新聞 2024/2/20 11:24

日本サッカー協会は20日、女子日本代表「なでしこジャパン」が北朝鮮代表と対戦するパリ五輪アジア最終予選第1戦
(24日)が、サウジアラビアのジッダで開催予定と公表した。試合開始時間は未定。
アジア・サッカー連盟(AFC)から正式通達はないが、ジッダ開催の方向で準備を進めるように指示する連絡が19日に入った。

千葉市内で取材に応じた佐々木則夫女子委員長によると、日本の選手、
スタッフは20日夜に2便に分かれてサウジアラビアに向かう。

試合は当初平壌の金日成競技場で開催予定だったが、日本協会が空路の定期便がないことや試合運営面で
不透明な要素が多いことなどを懸念。
AFCが北朝鮮側に代替地を提示するよう求めていたが、試合日まで1週間を切っても会場が決まらない異常事態に陥っていた。
中国開催案も浮上したが、最終的にAFCがサウジアラビア開催の方針を決めたという。

最終予選はホームアンドアウェー方式。28日の第2戦は東京・国立競技場で行われ、2戦合計の勝者が五輪出場権を得る。

https://www.sankei.com/article/20240220-EB2ZSW5FHJIQJLRWS7M2MPEZB4/