東アジアの軍事的緊張が高まっている。台湾の離島・金門島周辺海域で先週、中国漁船が台湾当局に追い払われ、海に落ちた中国人2人が死亡した。中国軍は戦闘機や艦船などを台湾海峡で激しく活動させた。北朝鮮は南北平和統一路線を捨て、韓国を「主敵」と位置付け、巡航ミサイル発射を異例の頻度で繰り返している。こうしたなか、米軍は4〜5月、原子力空母5隻を西太平洋に集結させる。「台湾有事」と「朝鮮半島有事」が連動する最悪の事態とは。日本の国会は「政治とカネ」の問題と並行して、日本を取り巻く深刻な安全保障環境を見直すべきではないのか。ジャーナリストの加賀孝英氏が最新情報に迫った。

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一体、何が起きているのか。

以下、日米情報当局関係者から入手した驚愕情報だ。

「米空母5隻の結集は、1990年の湾岸戦争以来のことだ。湾岸戦争は、『中東の独裁者』サダム・フセイン大統領率いるイラク軍が、隣国クウェートを侵攻して始まった。米国主導の多国籍軍は『砂漠の嵐作戦』を発動してイラク軍を撤退させ、クウェートを解放した。空母5隻の集結は決戦体制だ。米空母の行動は機密情報だ。情報リークは、米国の、中国の習主席と、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記に対する『フセインの最期を忘れるな』という警告だ」

「北朝鮮は『4月10日投開票の韓国総選挙前後に決起する』懸念がある。親米対北強硬派の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領を潰すためだ。『金総書記が、延坪(ヨンピョン)島を標的に黄海開戦や、奇襲攻撃命令を出す』という情報がある。中国も『5月10日の台湾総統就任式を標的にしている』という情報がある。中国は、台湾の頼清徳・新総統を『台湾独立派、中国の敵だ』とみている。中国軍は台湾を挑発し、『開戦前軍事行動』に出ている。一触即発状態だ」

日本は大丈夫なのか。

自民党派閥のパーティー収入不記載事件などで、岸田文雄内閣の支持率は退陣水域といえる10%台まで出始め、国会は紛糾して機能停止状態に陥っている。国民の政治不信、怒りは頂点だ。そうしたなかで、「官邸情報が中国と北朝鮮に筒抜けになっている。中朝両国は、岸田政権の弱みを握っている」(公安関係者)。

怒りを込めていう。何をしているのか。「台湾有事、朝鮮半島有事は日本有事」である。こんな体たらくで、危機に立ち向かえるのか。岸田首相の断固たる決断力、命をかけても国と国民を守る覚悟、日本国の首相としての力量が問われている。このままでは日本は終わってしまう。

https://www.zakzak.co.jp/article/20240221-36NALZJOHNJWZEGSSRIN3BX6HM/

【東亜日報】 米空母5隻、4〜5月に韓半島周辺に展開 [2/9] [仮面ウニダー★]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1707456965/