“中国のハワイ”と呼ばれる海南島。春節の大型連休が終わったにもかかわらず、
多くの観光客が島から出られない状況になっています。原因の一つは、中国が世界をリードするEV=電気自動車でした。

港に向かう車の長い列。その長さはなんと、十数キロにわたるといいます。

国内旅行が盛況だった今年の春節。中国政府の発表によりますと、のべ4億7400万人が国内を旅行し、
南部の海南島には950万人以上が訪れたといいます。

フェリーに自家用車を載せて島を訪れる観光客も多く、帰りのタイミングが連休終盤に集中。
さらに、フェリーは車両火災のリスクを減らすため、EV=電気自動車は18台しか積載できないといい、
こうした渋滞が発生しているというのです。

SNS上には、島を出られない不満から抗議を行った観光客が警察に連れていかれる様子も。
車を島に置いて飛行機で戻る人も出てきていますが…

記者
「きょう、海南島から上海に戻る飛行機のチケットですが、残るはビジネスのみで、価格もおよそ20万円と高騰しています」

「EVの販売台数世界一」が仇となったともいえる今回のトラブル。渋滞の解消には時間がかかりそうです。

TBSテレビ

ソース内に動画あり
2/21(水) 18:28配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/e34df1e6a2cc5e17d68f6d3a4a9107798ec90273