エジプト出身のタレント、フィフィ(47)が25日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。「国のルールを守るべき」などと私見をつづった。

 フィフィは「改めて言っておきますが、私は特定の人種に厳しい事を言うつもりはありません。誰であれどの人種であれ、この国に滞在しているのならこの国のルールを守るべきだと言っているんです。日本人でもそれは同じ。それこそ真面目に暮らす外国人にも迷惑です。日本人だって他国に行ってルールを守るでしょう?」と記した。

 フィフィは23日のポストで、自民党若林洋平参院議員が記した在日クルド人をめぐる投稿に関する一部メディアの報道に言及し「自民党の若林洋平議員の『日本人の国なので、日本の文化・しきたりを理解できない外国の方は母国にお帰りください』という投稿を、クルド人への憎悪を煽るヘイトスピーチだと報じた共同通信。『ルールを守れない外国の方』を対象にしているのに、人種差別のように報道するあなた方こそ憎悪を煽ってる」などと厳しく指摘。

 その後もXで「ルールを守らない外国人に対する意見を『クルド人へのヘイトを煽っている』と対立を煽るメディア、それって”クルド人は差別の対象”と言ってるようなものでそれこヘイト」「この国の人間だろうが、外国人だろうが、そんなにこの国が嫌いなら他に行けばいい、それだけのこと。外に出る勇気も実力もなくて、ここに留まることしか出来ないなら、この国のルールを守って滞在するしかないよね。こうした相手を思い遣ってのアドバイスも、まさかヘイトスピーチって批判されるの?」などと述べていた。

 今回の投稿に対し「ほんとそれ」「その通りです!」「正論だと思う」「その国のルールは守らないとですね」「おっしゃる通りです」「正論。その通り」「激しく同意!」「そうそう。郷に入りては郷に従え」「本当に同意です」「大正論!」などとさまざまな声が寄せられている。

 若林氏は19日に自身のXを更新し、SNS上で拡散されている、埼玉県蕨市のJR蕨駅近くで行われた外国人ヘイトデモに対する、クルド人の抗議の動画をめぐり、クルド人が「日本人死ね」と言っているなどと主張する投稿を引用。「我が物顔で日本人に迷惑をかけ、挙げ句日本人死ねというならどうぞお帰り下さい。日本人の国なので、日本の文化・しきたりを理解出来ない外国の方は母国にお帰り下さい。本来外国人に対する生活保護などありえません!母国に保護して貰って下さい。それでも日本に居たいなら日本のルールくらい守れ!」などと持論を記し、このポストが複数のメディアに報じられた。

 この動画について、一般社団法人日本クルド文化協会は動画についてXで「インターネット上で広まっている動画では、クルド人の人が『日本人死ね』と言っていると主張してますが、事実と異なります」と説明。「彼が言っているのは『病院へ行け、病院へ行け、レイシストは精神科へ行け』です。『日本人死ね』ではありません。私たちがそんなことを言うはずはありません」としている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b48645e22b5ee39fc12856cf1a6dbd8688ac291a