韓国に住む外国人が経験した差別を描いた、漫画エッセイがある。

韓国人のウェブ漫画作家・イェロンさんによる『地下鉄で隣に黒人が座ったら』が和訳され、日本でも2月に刊行された。

著者のイェロンさんは、ガーナ出身の男性と付き合い始めたことをきっかけに気付いた、様々な差別について描いている。

(※差別の実態を伝えるため、この記事には外国人に向けられる差別的な言動や描写があります)

韓国人ウェブ漫画作家のイェロンさんが、韓国国内の人種差別について描き始めたのは2018年ごろ。

韓国で暮らすガーナ出身のマーニさんと付き合い始め、国内の外国人差別の実態に初めて気づいたことがきっかけだった。

【中略】

「あの黒い人見て」「あの女…」経験した差別
イェロンさんがマーニさんと街を歩いていると、じっとしつこいくらいに見られたり、 「あの黒い人見て」や「あの女…」と差別発言をされたりすることもあった。

イェロンさんは、マーニさんが経験してきた差別を聞き、自分の国がこんなにも無自覚な差別行動にあふれているのかと驚いたという。

何してるんですか?私は動物ではありませんよ
https://img.huffingtonpost.com/asset/65e057b62300001b0065628c.jpg

マーニさんは、バスに乗っている際、珍しさからか、知らない高齢者にいきなり髪を触られたこともあった。

続きはハフポスト 2024年03月04日 6時30分 JST
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